南アルプス山麓探訪

地蔵岳

CATEGORY:登山

仙丈ヶ岳に登るコースはいくつもありますが、旧長谷村柏木から続く地蔵尾根コースは、距離も長くアップダウンが多く、健脚向けとなっています。一応途中にある松峰小屋(無人)はとてもしっかりしていて、水場もあります。

この登山コース、山頂は経由していませんが一応2つの山を縦走する形になっており、1つ目が松峰、2つ目がこの地蔵岳となります。

松峰に続き地味な山頂

松峰にしてもここにしても、あまり立ち寄る人は多くないらしく、かつての登山道はほぼ消えかけています。今回ちょっとだけ鉈目をつけてきたけれどわからないかも。

この山、幕岩を構成する海成層の石灰岩帯で構成されており、実はちょっとだけ山頂から南へ降りた場所にその価値があります。道がなく保護するべき高山植物があり断崖絶壁なので、ここで紹介はするけれども人にはなるたけ入ってもらいたくありませんが…

山頂南崖から伊那谷方面の展望

ほんのちょっと山頂から南へ降りただけで、この光景です。

コーヒーを沸かしたくなります。

眼前の光景

写真だとかなりわかりづらいですが…

撮影場所は垂直の岸壁のてっぺんです。

こういう場所に慣れている方には余裕ですが、普段登山だけの方が行ってしまうと、確実に足がすくんでしまってやばいですよ。

少し視線を上げてみると

すぐ手前に3つの尾根が見えます。

・一番右側が田城高原

・田城高原と中尾根の間が塩沢

・中尾根と左尾根の間が丸山谷の北沢

って感じです。

登山コースにはお地蔵様が

地蔵岳を通り過ぎ、仙丈ヶ岳へ向かって登って行くと、ちょうど地蔵岳を望める小ピーク上にこのお地蔵様が鎮座されています。疲れが溜まってくるポイントなので見逃してしまう方もいるかも知れません。理由はわかりませんが、頭がなくなっていて、代わりに石が乗せられていました。

WRITER

さわ
澤崎文仁sawasaki

1982年7月14日生まれ。伊那谷の町中で育つも山奥出身の親父に連れられ幼少の頃より山教育を受け、すっかり自分も山男になってしまった罠猟師。キノコ採りが一番好きだけれど、渓流釣り・山菜採り・登山・ふらふら冒険などまったり楽しんでいます。最近はハンモック泊がマイブーム。休日といえば山。