南アルプス山麓探訪

溝口のカラカサ松

CATEGORY:自然

鹿嶺高原キャンプ場へ登っていく途中にある銘木です。

溝口の集落から鹿嶺高原へのちょうど中間地点あたりにあり、道路に目立つ看板があるので簡単にアクセスできます。

カラカサ松近景

樹齢およそ400年、かつては山仕事をした人々がその根本で休憩をした、癒やしスポットだったようです。

説明看板

根本に鎮座する山神の石碑

元来、山仕事ではこのように横に大きく枝を張った木々の伐採は、禁忌とされてきました。

今のように作業機械の発達していなかった時代、重心が偏っていたり広がっている木の伐採には、大きな危険を伴っていたことがその根拠となっています。民俗学的な話は「萱野高原の夫婦松」にて書籍を引用してあります。

この木の場合は何よりも、その形が休憩所としてちょうど良かったんでしょうね。

カラカサ松の木陰

広葉樹のようにはしっかりと日を遮りませんが、まさに傘のように横に張り出した枝は、心地よい木陰を生み出しています。

WRITER

さわ
澤崎文仁sawasaki

1982年7月14日生まれ。伊那谷の町中で育つも山奥出身の親父に連れられ幼少の頃より山教育を受け、すっかり自分も山男になってしまった罠猟師。キノコ採りが一番好きだけれど、渓流釣り・山菜採り・登山・ふらふら冒険などまったり楽しんでいます。最近はハンモック泊がマイブーム。休日といえば山。