大曲の巫女淵からさらに奥へ進むと、道沿いの巨大な岩盤から清流がこんこんと湧き出しています。
かつてこの道は塩見岳登山ルートとして人の往来も多く、この水は登山者の喉を潤していました。
現在は杉島にゲートが出来たためこのルートから塩見岳へ登る者はほとんどありません。
真夏でもキリッと冷えた水が飲め、味の方も良いのですが、岩が苔むしているので汲む場所を間違えるとちょっと苔風味です。
ミネラルが多いのかなんなのか理由は知りませんが、岩からしみだした湧き水って、汲んでおくとなかなか温まず、いつまでも冷えたまま美味しく飲むことができます。
苔むしている木製の水道。
長時間歩いた後、ここで水を浴びると最高に気持ちいい。