具体的な場所や写真などの資料が見つからなかったため、ちょっと探してきました。
本来風穴とは空気の循環がある洞窟のことですが、この辺りには洞窟のようなものはありません。
一応地質図で調べてみると”珪長質深成岩”という地質で、古代にマグマが冷えて固まった、花崗岩質の深成岩、とのことです。
つまり、富士の樹海にある風穴と同じ、溶岩洞窟と似たようなものがあるのかな?
諏訪神社から東の斜面を下りていきます。
途中、昔の道の跡がありましたが、相当前に大きな岩が崩落した箇所がありました。
もしかしたらこの辺りにあった風穴が埋もれてしまったのでは?と不安になります。
道中にある岩にはところどころ穴が開いていましたが、どれも岩がひび割れた隙間のようなもので、あまり奥行きはありませんでした。
今では道なき道のような感じになっていますが、斜面は段々畑のように整地されている箇所が多くあり、以前は家や畑や田んぼがあったのでしょう。
獣道が一杯あるので歩きやすかったです。
ところどころ整地されている斜面の一番下まで来ると、それっぽい穴が見つかりました。
穴はあちこちにありました。
これらすべてを総称して浦の風穴と言うのか、それとも他の場所に大きな穴があるのか、崩落で消えてしまったのか、正直わかりませんでした。
今回の探索では風穴の場所に確証を得られませんでしたが、何か情報を得られれば再度行ってきたいと思います。