伊那市長谷村黒河内の三羽根(三峰川・黒川・女沢の出会い)から女沢(おなさわ)沿いに登っていくとこの峠に至ります。
女という文字が付いていますが華奢なイメージではなく、由来としては昔から荒れやすい場所だったのだと思います。
ちゃんとした由来はいずれ調べてみつつもりですが、今のところの個人的な見解を述べてみます。
近年、東日本大震災での津波被害や各地の土砂災害により、古来の地名の由来が見直されている傾向ですが、女というワードも危険な文字の一つとしてよく挙げられています。
ちょっとググッてみたところ、『荒々しい波を意味する「男浪(おな)」に由来。過去に津波の被害を受けた土地である恐れ』と紹介されている文章を見つけました。ここは山の中なので津波はありえませんが、地すべりや土砂崩落の事を「山が流れる」とも言うので、かつて津波の如く山が流れたことがあるのかも知れません。
その後、昔は集落があったような記載を見つけたので、まったく見当違いかもですが。
ここまで頑張って文章量を増やしてみましたが、実際には取り立てて紹介できる写真もない、とても地味な峠道です。
女沢峠の全天球画像。
山の調査か何かで車が一台入っていました。
女沢峠 - Spherical Image - RICOH THETA