駒ヶ根市中沢と伊那市長谷村を結ぶ峠です。
長谷村から分杭峠に向って登っていくと、駒ヶ根市へと下る三叉路になっている場所がそうです。
まだ徒歩でこの辺りの峠道を往来していた時代には、この峠より戸倉山寄りの山中にあるカンノウ(観音)峠という峠道が主要路でしたが、後にカンノウ峠より低くたどり着きやすいこの鞍部に中沢峠が新設され、現在カンノウ峠はまったく人の訪れることのない幻の峠道と化しています。
長谷村から分杭峠へ向って行くと、右から駒ヶ根市からの道が合流しています。ここが中沢峠。
駒ヶ根市側から来ると大量の看板が目につきます。
ご覧のとおり、分杭峠周辺は駐車禁止となっているので注意。
分杭峠に立ち寄りたい場合は、長谷村側にあるバス乗り場まで下りていってシャトルバスを利用する必要があります。